「他人の目で物事を見ない」
「他人の目で物事を見ない」
という言葉を書いています。
これだけ見ても、
何を言っているのか分からない人が多いと思います(笑)
でも、この記事を書いていて、
「ああ、私が言いたかったのは全部これなのかもしれない」
と思いました。
他人の意見を聞かないという意味ではありません。
むしろ聞きます。
専門家の話も聞く。
友人の話も聞く。
ニュースも見る。
AIも使う。
反対意見も見る。
でも、
自分の判断まで他人に預けたくない。
ということです。
「みんなが言っていたから」
「上司に言われたから」
「一般常識だから」
「有名人が宣伝していたから」
「弁護士が言ったから」
「AIが言ったから」
判断材料にはなります。
でも、
最後に、
「それを信じる」
「それをやる」
「それを買う」
「その人と付き合う」
と決めるのは自分です。
だったら、
少なくとも自分で決めた部分については、
自分で責任を取りたい。
私はそう思っています。
他人の判断に乗っかっておいて、
失敗したら、
「あいつが言ったから」
と自分の人生の責任まで渡してしまう。
私は、それをしたくありません。
トトロを観ていただけなのに
ここまで書いて、改めて思います。
私は最初、
トトロを観ていただけなんですよね。
そこから狭山事件の都市伝説を思い出して、
「真実って何だろう」
と考え始めました。
記憶。
嘘。
自己防衛。
人間関係。
疑心暗鬼。
「みんな」。
「一般常識」。
肩書。
有名人。
専門家。
権威。
犯罪。
組織。
政治。
ずいぶん遠いところまで来てしまいました。
哲学とか心理学が好きなので、
こういう答えの出ない堂々巡りを考えるのが、私は好きなのかもしれません(笑)
でも、もしかすると、
私が気になったのは最初からトトロではなかったのだと思います。
人間は、なぜ真実を知りたがるのに、自分に都合の悪い真実からは逃げたくなるのか。
そして、
なぜ自分で考えているつもりなのに、こんなにも簡単に他人の言葉で物の見え方が変わるのか。
そこだったのかもしれません。
自分が信じている「真実」も、ときどき疑ってみたい
私はできるだけ、誠実に生きたいと思っています。
自分が嘘をついているなら、
少なくとも自分では分かっていたい。
間違ったなら、
間違ったと認められる人間でいたい。
でも、
「自分は誠実な人間だから大丈夫」
とまで思ってしまうと、それも少し違う気がします。
人間の記憶が曖昧で、
感情によって物事の見え方が変わり、
肩書や権威に影響され、
自分を守るために現実の意味まで変えてしまうことがあるのなら、
私だけがその仕組みから逃れられる理由はありません。
政治家だから起きるわけでもない。
警察だから起きるわけでもない。
犯罪者だから起きるわけでもない。
嘘つきと呼ばれる人だけに起きるわけでもない。
私にも起きる。
だから私は、
他人が言っている「真実」を疑うだけではなく、
自分が信じている「真実」も、ときどき疑ってみたいと思います。
特に、
「自分は絶対に正しい」
「自分だけは大丈夫」
「自分はアイツらとは違う」
そう思ったときほど。
もしかすると、
人間にとって一番見抜きにくい嘘は、
誰かにつかれた嘘ではなく、
自分自身についた嘘なのかもしれません。
トトロの森に、本当に何か暗い秘密が隠されているのか。
私には分かりません。
でも、
その森を見ながら、
「裏には何かあるのではないか」
と考え始めた自分の頭の中には、
確かに、人間の少し怖い部分が隠れていました。
最終部 まとめ
自分で考え、自分で決める
結局、この長い堂々巡りの中で、
「これが絶対に正しい」
という答えは見つかりませんでした。
むしろ考えれば考えるほど、
真実というものが分からなくなりました。
人間の記憶は曖昧。
他人の気持ちは見えない。
「みんな」が誰なのかも分からない。
専門家だって間違える。
映像にも死角がある。
AIだって間違える。
そして何より、
自分自身だって間違える。
だったら私は、
一つでも多くの材料を見る。
違う意見も聞く。
できるなら一次情報まで確認する。
そのうえで、
自分で考えて、自分で決める。
それしかないのだと思います。
そして、自分で決めたことなら、
少なくともその選択の責任まで、
「誰かが言ったから」
「みんながそうしていたから」
と他人に預けないようにしたい。
それでも、
「自分は正しい」
と思い始めたら、
その自分自身も、たまには疑ってみる。
もしかすると、
人間にとって一番見抜きにくい嘘は、
誰かにつかれた嘘ではなく、
自分自身についた嘘なのかもしれません。
トトロを観ていただけなのに、
ずいぶん遠いところまで来てしまいました(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この4本は、マガジン 「真実という名の嘘」 にまとめています。
もし途中から読んでくださった方がいましたら、第1部から読んでいただけると嬉しいです。

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