■ 「ブリッジ回路」ってなに?

分流のところで並列までわかったけど、今度は「ブリッジ回路」?
なんか難しそうな名前だね…。





大丈夫!ブリッジ回路とは、“直列と並列が組み合わさった回路”のことなんです。
見た目が“橋(ブリッジ)”のようになっているのでこの名前がついています。
※「ブリッジ回路」は、並列と直列が混ざった複合回路の一種です。
■ 代表的なのが「ホイートストンブリッジ」
電気工事士試験や電気理論の基礎で出てくるのは、
この「ホイートストンブリッジ」と呼ばれる形です。







おお、確かに“橋”みたいだね。真ん中のR₅が橋の部分か。





そうです!その“橋”の抵抗(R₅)を通る電流を観察することで、
回路がどんな状態かを判断できるんです。
■ ブリッジ回路の考え方





実は、ブリッジ回路のポイントは 「左右の電位差が等しいかどうか」 にあります。
左右の分圧が釣り合っていれば、中央の抵抗(R₅)には電流が流れません。





ってことは、左右のバランスがとれてたら“橋の上は通らない”ってこと?





そう!この状態を「ブリッジが平衡(へいこう)」といいます。
つまり、左右の電圧が等しくなる条件です。
■ ブリッジが平衡する条件(覚え方)
\(R₁ × R₄ = R₂ × R₃\)
この関係が成り立つと、中央(R₅)には電流が流れません。





なんか公式っぽい!でも、どうしてこうなるの?





左右の分圧比が同じになると、それぞれの電位(A点とB点)が等しくなるからです。
電位差がゼロ → 電流が流れない、というわけですね。
■ ブリッジ回路が役立つ場面
- 未知の抵抗値を求めたいとき(測定回路)
- 計測器(電圧・温度センサーなど)でのバランス検出
- 電流を最小にする調整点を探す回路





つまり、電流が“流れない状態”をうまく使って、
逆に抵抗を求めたりするってことか!





その通りです!
電気工事士試験でも、ブリッジが平衡している=中央の電流ゼロという設定で
抵抗比を問う問題が出ます。
■ 【例題】ブリッジ平衡の条件を使ってみよう
次の回路で、ブリッジが平衡しているとき、未知の抵抗R₄を求めなさい。
| 抵抗 | 値 |
|---|---|
| R₁ | 100Ω |
| R₂ | 50Ω |
| R₃ | 200Ω |
| R₄ | ? |
平衡条件:R₁ × R₄ = R₂ × R₃
これに数値を代入します。 100 × R₄ = 50 × 200
\(R₄ = \frac{50 × 200}{100}= 100Ω\)





おお!かけ算ひとつで出るんだ。思ったよりシンプル!





そうなんです。ブリッジ回路は、
複雑そうに見えて “比例の関係”で考えると超シンプルなんです。
■ まとめ:ブリッジ回路の見どころ
| 覚えるポイント | 内容 |
|---|---|
| 回路の構成 | 直列+並列の複合 |
| 真ん中の抵抗 | 橋(R₅)と呼ばれる |
| 平衡の条件 | R₁×R₄=R₂×R₃ |
| 平衡時の特徴 | R₅には電流が流れない |
| 実用例 | 抵抗測定、センサー回路など |





見た目はややこしいけど、分圧と分流の考え方の応用なんだね!





そうなんです!Lesson5は「分かれる仕組みの理解」がテーマなので、
このブリッジで一旦ひと区切り。
次の Lesson6では「電池とコンデンサ」 に進みますよ。





ついに電池とコンデンサか〜。ブリッジで頭を使ったから、
一回お茶飲んでからにしよう(笑)





それが正解です(笑) 次回もゆるく楽しくやりましょう!
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【資格覚書】第二種電気工事士
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💡Lesson 2 電力と熱量
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