■ 三相回路の結線方法は2種類
三相電源も三相負荷も、次のどちらかで接続されるよ。
- 星形結線(Y結線)
- 三角結線(Δ結線)
👉【図:星形結線と三角結線】


まず、この回路で扱う4つの量を押さえておこう。
- 相電圧(1相あたりの電圧)
- 相電流(1相あたりの電流)
- 線間電圧(線と線の間の電圧)
- 線電流(線に流れる電流)
■ 星形結線(Y結線)
👉【図:Y結線のベクトル図】

● 電圧の関係
線間電圧 = √3 × 相電圧

え、いきなり√3?急に数学っぽい…。





心配しないで。ベクトル図を見ると
「相電圧が120°ずれてる → 合成すると1.732倍」
というだけの話なんだ。
例)相電圧 200V
→ 線間電圧 = 200 × √3 ≒ 346V
● 電流の関係
線電流 = 相電流
(Y結線ではここはシンプル!)
■ 三角結線(Δ結線)
👉【図:Δ結線の電圧・電流図】


● 電圧の関係
相電圧 = 線間電圧
これは覚えやすい!
● 電流の関係
線電流 = √3 × 相電流





あれ?YとΔで “√3になる場所” が逆なんだね。





そう!ここが試験のよく出るポイント。
- Yは電圧が√3倍
- Δは電流が√3倍
これだけ覚えておけば、三相のほとんどの問題は解けるようになるよ。
■ ここまでの要点まとめ
- 三相交流は120°ずれの単相交流が3つ
- ベクトル表示では120°開いた3本の矢印
- Y結線:
- 線間電圧=√3×相電圧
- 線電流=相電流
- Δ結線:
- 相電圧=線間電圧
- 線電流=√3×相電流
- “どこが √3になるのか” を間違えなければ得点アップ





さて!これで三相交流までクリア。次回からは 配線理論と配線設計 に入るよ。





やったぁ……!! 一番苦手だった“電気理論ゾーン”はこれで卒業なんだね!





そうそう。ここまでよく頑張ったね。でも安心して、次の配線理論は“実務に近い分”むしろ理解しやすいところも多いんだ。





でもさ……“配線方式”ってなんだか一気に難易度アップしそうで、ちょっと震えてるんだけど……。





確かに単語がいきなり専門的になるけど、内容は“使い方のルール”だから、覚える順番さえ押さえれば大丈夫。実際の工事でどう役立つかもセットで説明するから、そんなに身構えなくてOKだよ。





そう言われると少し安心したかも…。じゃあ、次もよろしくお願いします!





任せて!それと……まさまさからお知らせがあるんだよね?





そうなんだよ〜。ちょっと私用が立て込んでて、更新ペースが少しゆっくりになるかも。
でも、絶対に最後まで一緒に学び切るから! のんびりでも着実に前に進んでいこうね。





うん、学びは“継続”がいちばん。無理なく進めていこう!
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【資格覚書】第二種電気工事士
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